特産品
そば、じゅうねん、会津地鶏など
じゅうねん
シソ科に属する植物でエゴマのことを会津地方では「じゅうねん」と呼びます。じゅうねんはたんぱく質、脂肪が多く、鉄分、ビタミン類も含まれている栄養価の高い食品で食べると10年長生きすると言われています。
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じゅうねん
じゅうねんを使った食べ物に郷土料理の「しんごろう」があります。昔、人々は秋の豊作を感謝して餅を神様に供えましたが、しんごろうさんの家は貧しくてもち米がなく餅を備えることができませんでした。代わりにうるち米やくず米を硬めに炊いて半つきにして丸めて串にさし、じゅうねん味噌を塗り囲炉裏で焼いて食べてところとてもおいしくてみんなに喜ばれたことからしんごろうと名がついたそうです。今でも、収穫を終えた秋になると農家ではしんごろうを作って一年の労をねぎらいます。
しんごろうの作り方は以下の下郷町観光協会ホームページをご覧ください。
そば
下郷町では寒暖の差を生かしそばの栽培がされています。10月下旬頃から風味豊かな新そばを味わうことができます。また、そばの栽培に適した標高600~700メートルの猿楽台地では、8月下旬から9月上旬には約40ヘクタールの畑一面に白く小さなそばの花が広がります。そばの花を愛でる楽しみもオススメです。
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猿楽台地のそば畑
会津地鶏
古くから下郷町で飼われていた鶏で、会津地方にのみ生息する固有種です。
広い敷地で育てられた地鶏の肉は適度な歯ごたえと脂がのっていて旨みに優れています。卵もコクがあります。卵黄に甘味があり、卵白はきめが細かいため素晴らしく美味しい卵です。
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地鶏の卵
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地鶏の肉
更新日:2023年03月14日